猫と植物

好きな物のおすそ分けです。

2022シーズン終了

 

ついさっき、

オリックスに負け、今シーズンが終了しました。


1年間走り続けた選手たち、

本当にお疲れ様でした。

 

サヨナラタイムリーを打たれ、オリックスベンチからわらわらと選手たちが出てきたのを見て

悲しさより先に、喪失感に苛まれました。

 

 

快勝してガッツポーズした試合、

悔しくてしばらく何も手につかなかった試合、

 

今シーズンも楽しかったなぁ。

 

 

 

こんな事を言ってはホークスファンの方に怒られてしまうかもしれないけど、

今年は2位が相応しかったかな。

 

打線が繋がらない、エラー多い、バント大好き…

そして暗いベンチ。

 

思い返してみると、今年は悔しい負け方をした試合が多かった。

 

 

明日からの戦力外通告がすでに怖い。

どうか、私の推したちがいなくなりませんように…

 

 

こんなに夢中になれる物があって、私は幸せです。

楽しませてくれてありがとうございます。

どうか、誹謗中傷に負けず楽しく野球をしてください…

 

 

 

でもやっぱり、

ソフトバンクの胴上げが見たかったなぁと、

 

人知れず涙をこぼす私でした。

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクしか勝たん

 

今では当たり前のように毎日野球を見ていますが、

つい2年前まではタイムリーの意味も分からないくらい、野球から遠い場所にいました。

 

きっかけは今でも忘れない2020.9.12、

野球が好きな旦那がつけていたテレビを見ながら

ボーッとしていました。

 

ワー!!というテレビからの歓声に目を向けると、

アップで映されている野球選手。

 

「7回に続きまたも悪送球、本日2度目ですね。周東選手のエラーでピンチを招きます。」

野球の事は全く分からないけど、解説の言葉でやらかしちゃったであろうことを理解。

 

でも勝ってるしあと1回で終わりだから余裕じゃん。と眺めていると、

ベンチに戻ったその選手を追いかけるカメラ。

 

悔しそうにマウンドを見た次の瞬間に溢れ出した、悔し涙。

タオルで顔を拭いながらも、ずっとマウンドを睨みつけて悔しさを滲ませる選手。

 

 

その顔はあまりに綺麗でかっこよくて、羨ましい涙でした。

 

思えば、人が本気で悔し涙を流しているのを見るのは初めてで、しかも全くの同い歳。

 

自分はこんな悔し涙を流せるほど本気でやった事があったかな

 

 

 

学生時代に自分の中で1番頑張ったであろう卒業制作も学年2位で1位は取れず、

「本気でやったけど2位だったから、1位には及ばないや」と悔しがることも出来ずに受け入れてたあの時。

どこが本気だったんだろう…

 

 

気づけばそこから試合終了までテレビに釘漬け。

9回守備、周東選手は交代され出てきませんでした。

 

そして私は、まるで恋に落ちたように

周東選手について、

ソフトバンクについて、

野球について、

夜更かしで調べました。

 

 

 

それから2年経った今、

 

 

なんでバントさせるの!!!

3塁欲張るな!!!

代走出してよ!!!

と、野球が生き甲斐の野球オヤジに育ちました。

 

毎日観戦はもちろん、現地観戦にまで手を出し、

なんと野球観戦のためだけに福岡旅行に行くほどのソフトバンクファン。

PayPayドーム…

ベルーナドーム…

東京ドーム…

ZOZOマリンスタジアム

 

インドア派だった私はいなくなり、

現地観戦のためならどこでも行く、フッ軽マンになっていました。

 

推しはもちろん、あの日私を野球沼に引きずりこんだ周東選手…

 

 

 

と、

和田と、牧原と、柳田と、今宮と、野村と、板東と、藤井と、甲斐と…

要するにソフトバンク箱推しになりました。

 

 

あの日野球を見ていた旦那、

そんな旦那と結婚した私、

あの時すやすやと眠ってくれていた息子、

そして全力野球をしていた周東選手。

 

私を野球沼に落としてくれてありがとう。

旦那と結婚しなかったらまったく知らなかった世界。

 

おかげで、毎日が楽しいです。

 

 

 

 

結果、ソフトバンクしか勝たん。